謹んで新春のお慶びを申し上げます。
昨年はひとかたらぬご厚情を頂き誠に感謝申し上げます。
さて、皆様は良きお正月を迎えられましたでしょうか?
新年早々喜ばしいことに様々な国籍の方々やお世話になっている送り出し機関の外国人の皆さまから新年の挨拶のメールを沢山頂きました。
国ごとで行事の日が異なる中、自国以外のお祝い行事の日を認知している事に感心致しました。
日本のように新暦にお祝いをする国がほとんどですが、中には旧暦にお祝いする国も存在するようです。
その中からお正月旧暦の様々な風習についてご紹介致します。
・中国
中国は春節といって、1月下旬から2月中旬に一定期間を定め春節の前日から1週間を
祝日とし盛大なお祭りを上げるそうです。
春節とする日は毎年変動し、年越しには日本の「紅白歌合戦」のような「春節聯歓晩会」(しゅんせつれんかんばんかい)という番組を見る人が多いようです。
・タイ
4月半ば頃に旧正月を祝うようで、町で出会った人々同士で水の掛け合い新年を迎える 「ソンクラーン祭り」というものがあるそうです。
タイでは、身体に水をかける行為は「清める」という意味をもたらし、相手に掛けることで相手に尊敬を示す意味を込められているようです。
日本でも新年に神社で水を浴び心身を清める「禊」をよく目にしますが似た風習にも思えます。
・コロンビア
今年は1月29日に新年をお祝いするようです。新年にたくさん旅行ができるようと願い、空っぽのスーツケースを持って家の近所を全速力で一周し、早ければ早いほどその年1年はたくさん旅行をできるようで新年を迎えた瞬間近所中を一斉に駆け回る姿を見れます。 コロンビア人の陽気さが滲み出ている風習です。また、大晦日に衣類のポケットに、レンズ豆をいっぱい詰込むことで、幸運を招くという言い伝えもあるそうです。
世界の珍しいお正月の過ごし方のご紹介でした。
まだ他にも日本とは馴染みのないお正月を経験された方も多いのではないでしょうか?
最後までご一読いただきまして誠にありがとうございました。
本年も変わらぬご愛顧のほど心よりお願い申し上げます。
皆様のご多幸を心からお祈り申し上げます。
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