遠い異国からやってきて、頼る人もおらず、単身で入国してくれた外国人に対して、親切で人情味にあふれる日本人ほどつい陥ってしまうことがあります。良かれと思って、いろいろ支援しても、思う結果につながらないとがっかりしてしまいますね。 自戒の意味も込めていくつかご紹介します。
1 ・外国人からの感謝を期待しない。
例えば、世界的にも人気の高い日本食ですが、自慢の店で御馳走してあげても、外国人にとっては自国の料理が一番おいしかったりする。もてなしのつもりでも、外国人に「もてなしには感謝をするのが礼儀だ。」という感覚はないようです。これをしたら喜ぶはず。うれしいはず。という思い込みはやめて、相手はどう思うか、どんなことをしてほしいか、どんなことに困っているか、相手目線を常に持ち続けることは意外につい忘れてしまいがちです。
2・態度に気を付ける
相手に怒りを感じるときはどんな時だろうか。
ちょっと思い出してみて。
なぜわかってくれないの!
なぜ思ったように動かないの!
分かってないのに「ハイワカリマシタ」って言わないでよ!
等々…
これらに共通することは何でしょう?
相手に期待していないでしょうか
あれもしてあげた、これもしてあげた、たくさんお金もかかった。それなのに…
温かい日本人なら、惜しみなく支援してあげちゃいますよね。
そんな時こそ要注意です。
勝手に期待しておきながら、裏切られた。恩をあだで返された。と感じてしまいます。
とても気のいい方だからこそ、がっかり感もひとしおですね。
日本人同士でも、夫婦間や育児にも共通することですが、育った環境、社会的文化、遺伝、すべて違います。勝手に期待して、勝手に裏切られたような感情を味わうと、知らず知らずに不満がたまって言葉が乱暴になったり、相手への尊敬を忘れてしまいます。 そうなってしまっては、関係性も相互に悪くなる一方ですね
支援はもちろん必要ですので、相手の反応を期待しないで行うのを常に気を付けたいです。
3・日本で働けて良かったね。
と思っていませんか?
もしくは言ったりしていませんか?
外国人に聞いた、言われて嫌だったダントツ1位でした。
このアンケート結果を見て、ぎくりとしました。
よくよく見てみると、(よく見なくても)とてつもなく上から目線ではないですか!!
その思いや態度はどうやらにじみ出ているようですね。
私も少なからずあったような気がしてモゴモゴ…
(自分の過ちを直視できない未熟者です(´;ω;`))
理屈ではわかっていても、気を付けて意識していないとつい陥りがちです。
あなたはどうでしたか?
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
これからも応援をよろしくお願いいたします。
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